No.019 そとやんさん&Sちゃん(2歳4ヶ月)

20そとやんさん

 

 マクロビオティックで月1万5000円の食費で2Kのおうちに暮らすそとやんさん。車を持たず、以前お会いしたときはSちゃんをおんぶして自転車でさっそうとゆく姿が印象的でした。お菓子は素朴な味の手作りおやきが多いそうです。その日は朝食の残りの味噌汁とご飯で作ったものでした。(ちゃっかりいただきました。とてもおいしかったです)
 専用のものを買わずに、今あるものをじょうずにリメイクして使ったり、手作りしたり。そんな彼女のライフスタイルにとても興味があり「ぜひインタビューさせて下さい!」とお願いしました。
 もともとマクロビオティックやエコといったものに興味があったのかと思っていたのですが、そうではないそうです。第一子のSちゃんを妊娠、出産を経てだんだんマクロビオティックに興味がわき、布おむつ、おむつなし育児を通して、自然でエコな暮らしをするようになったそうです。「アズマカナコさんのご本を読んで、参考にしていました。すごく好きで憧れていて。やり方などはまるっきり真似してるんです(笑)」と教えてくれました。

 リビングのかたすみにちょこん、と置かれたホーローおまる。現在2歳4ヶ月のSちゃんは、おむつがはずれていて、おしっこやうんちがしたくなると、自分でおまるに座っておしっこやうんちをします。

「Sちゃんはまだ言葉があまり出なくて、私はそれをすごく気にしていたんですが、ある時、公園で他のお母さんから『コミュニケーションがすごくしっかりとれているね』と言われたんです」
 Sちゃんはやりたいことやりたくないこと、上手にジェスチャーや表情でお母さんに伝え、それをしっかり受け取っているそとやんさん。分かり合っているのが伝わってくるんです。今更ながら、コミュニケーションをとるのは言葉だけではないと感じました。言葉に頼らない、この時期の子どもとのコミュニケーション、とても貴重な時間なんだと感じました。

 

 

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Q.本日はよろしくお願いしまず、そとやんさんが実践しているマクロビオティックについて伺いたいと思います。妊娠出産を機にそれまでの食生活を振り返ってマクロビオティックを意識する方も多く、布おむつやおむつなし育児をされている方は意識する傾向が強いように思います。マクロビオティックについて教えて下さい。

 

 はい。マクロビオティックは、友人からオススメしたもらった「子育てマクロビ教室」という本を読んで、興味がわき、そこから一気に調べて、独学ですが勉強しています。

 マクロビオティックは本当に奥が深くて難しくて、どう説明すればいいのかわかりませんが、とりあえず、マクロビオティックとは、1930年代に桜沢ユキカズが提唱した食事療法です。日本には逆輸入という感じで知れわたるようになりました。マクロビオティックには基本となる考え方が3つあります。それは『陰陽』『身土不二』『一物全体』という考え方がです。

 まずは『陰陽』についてです。マクロビオティックにおいては「あれは食べてはいけない」と、食べ物を善悪にわけるのではなく、陰と陽というものに分け、天秤にかけて考えます。その天秤が大きく揺れるとき、また傾いてるときに病気になったり、そううつ病のような心の病気になったり。いわいる育てにくい子どもになるんだと考えます。

 そして『身土不二』身(自分)と土(暮らしている場所)は2つではない、住んでいるその土地で採れた旬の物を食べていれば病にはならないということです。例えばバナナ。子どもは大好きですよね。でもバナナは熱帯地方の食べ物です。暑い土地でとれるのには理由があり、バナナは体を冷やしてくれる作用があります。だから、子どもがよく食べるからと真冬でも毎日のように食べさせれば、芯から体が冷え病気をしやすくなるそうです。

 また『身士不二』のもう一つの意味として「自分でとれますか?」ということ。『とれる』には『採れる』と『捕れる』の両方の意味を含めています。マクロビオティックでは、牛肉はダメとよくいいますが、若くてがっしりしていて、牛を捉えてさばける自信がある方なら食べればいい。でも年配になって体力も落ちて到底それは無理だろうという人まで食べるから、今、高齢とともにガンなどが増えるんではないかと。子どもも同じ。自分で捕れないのに食べるから、落ち着きがない性格になったり、または喘息など症状がでたりするのではないかと考えられています。

 あと『一物全体』という言葉。これは、野菜の皮も葉も根も全ていただくことに意味があるということです。野菜だけではなく食べ物全部です。例外の野菜もいくつかありますが。実例など話すとキリがないでので割愛します。

 この『陰陽』『身土不二』『一物全体』を基本に、ようは自然に寄り添って、食べ物に感謝しておいしく楽しく腹八分目でいただくこと。自然に寄り添う考えかた、モノの味方、生き方全てを含めてマクロビオティックと言うんだと思います。

 

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Q.なるほど。詳しく教えていただいてありがとうございます!そとやんさんはマクロビオティックをはじめて変化はありましたか。

 

 食べ物で性格が変わる。それを実感しています。もともと私は浮き沈みが激しい気性で、友だちにも「そとやんはオンとオフしかないよね」とよく言われていました。振り返ってみるとチョコ、アイス、ケーキ、焼き肉、ビール、そういうものが大好きだったんです。そしてかなりの大食いでした。今もイライラとする時は、あぁ、そういやさっきあれ食べたからか・・・と、食べ物の力、マクロビオティックのすごさを実感します。

 でも、私より夫に変化がありました。もともと、私はお菓子作りが大好きで、付き合っているときから毎日のように甘いお菓子を作っていました。彼が喜んで食べてくれるので。そうしたら、夫は出会った頃とくらべて10キロも太ってしまったんです。太っただけではありません。生まれてから一度も虫歯になった事がないのに、一気に4本。それから歯医者に行く度に虫歯がみつかりました。おまけに、今まで病気すらした事がない人が、インフルエンザにかかり、熱も出やすくなり、咳も頻繁にするようになりました。まだまだいろんな症状にかかりました。

 でも、それがこの一年とちょっとの間、マクロビオティックで野菜中心の食生活になったら、元に戻ったんです。

 すごいなと思ったのが、花粉症。夫はもともと花粉症ではありませんでした。でも、毎日ケーキやお菓子を食べさせられて、ひどい花粉症になりました。でもそれらと食べ物が関係してると知らず、年ごとに症状は悪化。でも今年、去年よりもたくさん花粉が飛んでいると言われているのに全く花粉症の症状が出ていないんです。これには夫も本当に驚いています。今まで本当にごめんねぇという感じです。ちなみに花粉症は甘味を控えるのがよいとされています。

 Sちゃんも、今日は寝付きがあまり良くないなってときは、お昼に甘いものを食べていたり、顔に出き物がある時は揚げ物を食べさせた時とか、すぐ食べたもので変わります。私は100%のマクロビオティックをしているわけではなく、お菓子などを一緒に食べたりします。でも、そういう日はそれ以外のところで調整していけたらなと思っています。

 毎日が食べ物による症状、性格の変化の実験をしているみたいです。

 

 

Q.なるほどー。ありがとうございました! ではここからは主題である布おむつとおむつなし育児について伺っていきたいと思います。そとやんさんが布おむつを使おうと思ったきっかけを教えて下さい。

 

 私の親が布おむつを使っていたからです。消耗品である紙おむつにお金をかけるつもりはなかったので、おむつは布おむつの選択肢しかありませんでした。大変だと聞くこともありましたが、親ができたのだから自分もできると思って。

 でも周りには布おむつだけで育てあげた人が誰もいなくて。布おむつを揃えたけどできなかったという友だちがいたので、その子から布おむつ一式を譲ってもらいました。また出産祝いには布おむつカバーをリクエストして、カバーがサイズアウトするたびに、その都度いろいろな方面からいただいたので、おむつ卒業までにかかったお金は0円です。

 

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手作りのパンツ。手作りの生地は着なくなった洋服を再利用

 

 

Q.布おむつはいつから使いましたか。

 

 退院してからです。

 

 

Q.布おむつのやり方などはお母さんに聞いたのですか。

 

 いえ。母に聞いても「すっかり忘れちゃったわよ」の一点張りだったので(笑)  布おむつのやり方などはアズマカナコさんの『布おむつで育ててみよう』という本を参考にしていました。その中でおむつなし育児についても知り、興味がわいて、アズマカナコさんのHPの中で紹介されているおむつなし育児の本を全て図書館で借りて読みました。

 また、Amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で紹介されている本の中で気になるものも図書館で借りて読みました。

 

 

Q.おむつなし育児はいつからはじめたのですか。

 

 3ヶ月からです。産後うつになって、それが治ったのが3ヶ月くらいでした。注文したホーローおまるも届いたので。布おむつは全部いただきものですが、おむつなし育児をしたかったのでホーローおまるだけは夫に買ってもらいました。また、同時進行でその頃から、おむつなし育児やマクロビオティックに関する本をいろいろ読み始めました。

 ホーローおまるは授乳しながらささげられるというのでぜひ欲しかったんです。ほんとに買ってよかったって思います。これまでトイレを嫌がることはありましたが、おまるを嫌がることはありませんでした。現在もホーローおまるが活躍中です。

 

 

Q.おむつなし育児をはじめていかがでしたか。

 

 最初はサインとか全然、わからなくて。1時間くらいずっと観察していたこともあります。本に『泣くのはおしっこ、うんちのサイン』だと書いてあったので、極端なのですが、泣いたらトイレに連れて行くという頭しかありませんでした。トイレにささげている最中にそのままSちゃんが寝たりして・・・「それ、おしっこじゃなくて、眠たいんじゃないの」って友だちに指摘されてはじめて、あ、そうかもって思って。その後徐々に、おしっこと眠たいときの泣き方の違いというのも分かるようになってきました。

 今思うと最初の頃はがむしゃらになりすぎていて、Sちゃんに申し訳なかったなって思います。1時間ほどおまるにささげながら、私は本を読んでいることもありました。「私なにやってるんやろ」って思いながら。こんなんで意味あるんかなって。

 おむつなしはやめて布おむつだけにしようと何回も思いました。でも、本を読めば読むほどおむつなしの深さを知って魅了され、やっぱり続けていこう、と思いました。

 本に書いてあったのですが、発展途上国の人たちは。赤ちゃんにおむつなどを使っていないけど、お母さんのカンでトイレをさせているそうで、普通はそのカンがどのお母さんにも備わっているんだそうです。そういうふうになれたらステキだなあと思って続けていました。

 自覚はあまりないですが、今はそのカンが出てきたみたいです。本当にはじめて良かったと思います。

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Q.どんなタイミングでトイレやおまるにささげていましたか。

 

 泣いたらとりあえずトイレに連れて行ってささげました。それ以外でも自分がトイレに行く時に一緒に連れて行きました。出るかどうかは半々くらいでした。

 最初の頃、連れて行っても出ないとき、私は出るって思い込んでいるもんだから、怒ってしまうことも多かったです。「トイレも、それ以外も0歳の時期が一番大切」だといろんな本に書いてあったので、0歳の時は自分のことは二の次で子ども中心にやろうって決めていて、力が入りすぎていたのかもって思います。

 1歳を過ぎてからは適当な感じに気を抜いて、そうしたらこの子も気が抜けたのか、おむつなし育児がうまくいくようになりました

 ですが、合図とかはわからなかったのでほとんどカンでした。自分が行きたいときに「お母さんおしっこいくけど、Sちゃんも行く?」って一緒に連れて行って。

 トイレイヤイヤ期が始まると、おまるをリビングに置いておまるでさせていました。ときどき私がトイレにいく時に、おまるを自分で持ってきて、向かい合いながらおしっこをしたこともあります(笑)

 

 

Q.1歳を過ぎてだんだんうまくいくようになって、それからおむつはずしまでのお話を聞かせて下さい。

 

 1歳を過ぎて暖かくなってきた頃。自分の気分がおだやかなとき、余裕のあるときはすっぽんぽんにしていました。やらなきゃならないことがたくさんあったり、自分に余裕がなくて、怒ってしまいそうっていうときはおむつにしていました。怒りたくないのに怒っちゃうっていうのが本当に嫌だったんです。

 本格的におむつはずしをはじめたのは梅雨があけてから、Sちゃんが1歳7ヶ月の頃です。その時は覚悟して自分の気持ちを準備していました。「この夏におむつはずしをするんだ」って決めて、夏場は子育てサロンなど一切行かず、家でじっくり向き合いました

 決めてからは下半身すっぽんぽんです。最初の1週間はダダ漏れでした。決して怒らず「おしっこしたね。うんちしたね」って起きことを言うだけです。「畳濡れちゃたね、でも濡れたら拭けばいいもんね」って言いながら。そうしてたら、そのうち自分で雑巾を持ってきて拭いてくれるようになりました。あそこで怒っていたら今はないんだろうなと思います。子どもも悪気があって畳でしているわけでもないので。教えながら少しづつです。

 おむつはずしは親次第なんだって思っていたので、中途半端な気持ちでは行わないでおこうって、決めていました。決めてよかったと本当に思います。

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リビングの片隅に置かれているホーローおまる。 パンツを履いていないのでSちゃんがしたいときに座れる

 

 

Q.怒らない、とはわかっていてもなかなかできません。すごいです。

 

 でも、やっぱりイライラしちゃうこともあって。そんな時、夫が「じゃあ、そとやんは失敗したことないの?言われたことすぐ出来なかったり、忘れることだってあるでしょ?Sちゃんも同じだよ。」って言ってくれて。そっか、って気がついたんです。夫の理解と協力がなかったら無理だった、続けられなかったと思います。

 

 

Q.ご主人の反応はいかがですか。

 

 夫は「おむつなしを勉強してくれてありがとう」って言ってくれます。本当に、この人でよかったと思いました。

 

 

Q.Sちゃんのおむつはずれについて教えて下さい。

 

 去年の8月1日、1歳9ヵ月の時でした。初めて自分からおまるに座り、うんちをしました。そのときわたしは台所で仕事をしていました。気がつくとひとりでおまるに座ってうんちをしていたんです。あの時は本当に感動しました。その日からは下半身なにもつけていない時は、ずっとおまるでしています。

 ですがズボンをはかせるとだめでした。ズボンなどをはいているときは、私をたたいて「おしっこだよ、脱がせて」ってアピールしてきます。だから今も家の中では靴下を2重にしてレッグウォーマーを履かせ、長めの上着を着せて下半身はすっぽんぽんです。そうすると自分でしたくなると、おまるに座ってしています。終わると、おまるを持って一緒にトイレに行って流して、おまたをフキフキします。

 おむつなし育児をするとき、寒さ対策だけは本当に気をつかっていました。とくに0歳の時は寒さで泣く事が多いので、おまるにささげながら布団でくるんだりしていました。

 Sちゃんはおむつはずしをしている夏の間、夜のおもらしがなかったのがすごいなと思います。0歳の頃、夜も頻繁におむつを替えてあげていたからかもしれません。夜も頻繁に取り替えると、濡れていない状態が普通だと認識して、おもらししなくなるんだそうです。

 私は朝起きるのが早いので、今はSちゃんが夜中トイレに起きるときにはたいてい台所にいるんです。そうすると、寝床から走ってきてアピールするので、サッとおまるにささげると、シャーっとおしっこをします。

 

 

Q.布おむつやおむつなし育児をしてよかったことはなんですか。

 

 布おむつやおむつなし育児をして、カンが冴えた気がします。私だけでなく夫も変わりました。カンが冴えた、というか子どもに関してもいろいろと気がつくようになりました。トイレのこととかもそうだし、今眠たいのかな?などが、分かるようになりました。本当に本に書いてある通りで、おむつなし育児をすることは最初のコミュニケーションなんだと実感しました。

 どこかに出かけた時、赤ちゃんの泣き方を聞くと、あ、きっとおしっこだろうなって思うことがよくあります。せっかくのコミュニケーションの機会なのに、それを逃してしまってもったいないとも思うし、そういう話も夫とよくします。3歳までのお母さんとのコミュニケーション、お母さんが要望に答えてくれた、という事が大切で、それがのちに人を信頼できる事につながるそうなんです。

 余談ですが、おもいやりのある子に育てる為に大切なこと。何かの本に書いてあって、心底納得して、常に心に止めている言葉があるんです。それは「思いやりは思いやられることでしか、うまれない」です。おむつなし育児をすることは、そうゆうことなんだと思うんです。

 まだ2歳ですが、私より思いやりがありますよ。本当。親ばかかな(笑)そんな意味でもおむつなしをして良かったと思っています。

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Q.ええ。さっきインタビュアーにもお菓子をどうぞってしてくれました。いえ、そとやんさんより思いやりがある、って意味ではないですよ(笑)

 

 正直、私自身子どもが苦手でどうやって子育てすればいいかわからなくて。がむしゃらに子育てに関する本を読んだりしていましたが、おむつなし育児を通してきちんと子どもとコミュニケーションがとれていたように思えます。

 今Sちゃんは2歳4ヶ月ですが、まだあまり言葉が出てきません。心配で友だちに「言葉ってどのくらいから?」とか聞いたりしていました。けど、公園などに行くと他のお母さんから「コミュニケーションがしっかりとれているね」って言われることが多いんです。分かり合えてる、それはおむつなしをやっていたからなんだろうなって思うから、そんな時もおむつなし育児をして良かったと思います。

 そして、布おむつやおむつなし育児をしたことで夫が変わったと言いましたが、それは私たちに対する何か、より、夫自身が自分の事を話すようになったんです。 『赤ちゃんにおむつはいらない』にこんな事が書いてありました。“家族のみんなが、おむつなし育児を通じて家庭内の弱い人を助け、共感することによって、みんなが自ら弱いところを出すことが出来るようになる”信じられませんでしたが、本当にそんなキセキのようなことが起きたんです。

 それまで私達は、恥ずかしいですが、自分の事を伝える事がなかなかできなくて交換日記のような事をずーっとしていました。でも、おむつなし育児をしてから、そのノートのページは止まったままです。家族の絆が深まったような、親子関係だけじゃなくて夫婦関係も深い意味で共感しあえる仲になったような気がします。これは私にとって本当にすごいメリットでした。夫はどう思っているかわかりませんが。

 あとは、この子目線でも、おむつなしをやってて本当によかったなと思います。なぜなら、おむつでおしっこやうんちをするのは気持ち悪いと思うから。だって、私もパンツを履いたまましたくないですから。

 

 

Q.反対にデメリットなどはありますか。

 

 デメリットはありませんでした。逆に『怒らないように』というのが自分自身の成長に役立っていると思います。すぐ怒ってしまう性格だから、鍛えさせてもらっている感じです。赤ちゃんが泣いていて「うっとおしい」って思うんじゃなくて、なんで泣いているんだろうって思えるようになりました。

 始めた当初、おまるに1時間座らせて「本当わたしなにやってるんだろう」って。そういう時期もあって今があるんだと思っています。

 

 

Q.めげそうになったことはありますか。

 

 梅雨におむつをはずした時です。床ならいいけど畳に何回か連続でされたときは本当に。怒ってはいけないと思いつつも、ブチ切れそうになって、その日はほんとやめようかと思いました。

 

 

Q.でもやめなかった理由はなんですか。

 

 うーん・・・やっぱり、自分でこのシーズン中におむつはずしをしようと決心してたからかな。どんな事が起きても、絶対怒らないって覚悟して挑んでたので。

 

 

Q.心に残るエピソードがあれば教えて下さい。

 全部が思い出に残っています。おまるが届いて、初めておまるでさせた事、トイレにささげていたら寝ちゃったこと、トイレを嫌がって暴れたこと、私のカンでトイレに連れて行ってシャーっとしてくれたとき、最初に外出先でもできたときも、すごい心に残っています。

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「うれしかったことも、大変だったことも、全部が思い出に残っています」

 

 

Q.おむつなし育児をするうえでおすすめのグッズなどあれば教えて下さい。

 

 ホーローおまると、絵本「うんちがぽとん」です。この絵本はホーローおまるを使ってうんちができるまでが書かれています。これを読みながら踏ん張ることもあったし、はじめのうちはこの絵本がないとできないみたいでした。たぶん自分と同じがよかったみたいです。

 

 

Q.おむつなし育児や布おむつに興味がある人にむけて一言お願いします。

 

 おむつはずれまでの時期は終わればあっという間でした。やっているときはそれはもう必死で大変だけど、終ってしまえばあっとという間で、今思えばとても楽しかったです。おむつなし育児を知っていてよかった、って思います。布おむつだけだったらもったいなかったなって。

 早くおむつが取れたことより、もっともっと大切なことを教えてもらえる喜びのほうが、本当に大きいです。

 考えるより、実行するのみです。サインも全て一人ひとり違うと聞きます。

 大切なことは、まだ言葉も話せない大切なヒトの気持ちをわかろうとする気持ちだと思います。なんて偉そうですみません。でも、本当、やって損はないです。楽しんで頑張ってください!

 

Q.ありがとうございました!